スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

冬と鍋と謎と

季節は専ら冬であり、
冬と云えば鍋であり、
鍋と云えば謎が付き物である。

忘年会、新年会シーズンの過ぎ去ったいまでも、この時期に旧友が集まるとなれば主役はやはり鍋だ。
そして、鍋とくれば決まって謎に生まれるのが、

鍋奉行である。

彼の者は、献身的に野菜を切り、
献身的にスープを作り、
献身的に食器を並べ、
他の人間が缶ビールのプルタブに指を掛け、今か今かと待ち焦がれている間にも働き続ける。

そしてそんな鍋奉行の最後の業務と云えば、

アク取りである。

ふつふつと湧き出てくるアクを、親の仇のように諸悪の根源のように穴あきオタマを振りかざして根絶やしにすると、何故か妙にスッキリした気分になって、鍋奉行は晴れてお役御免、団欒に加わることができるのだが、

V.C.はと云えば、何故アクは取らねばならぬのだろうと考える。
そもそもアクとはなんなのか。
奴らは野菜を入れようが肉を入れようが魚を入れようがぶくぶくと涌き出て来る。
そしてその味は苦いのか辛いのか酸っぱいのか甘いのか身体に害があるのか。

ちなみに、生卵のカラザをせっせとよける人がいるが、あれは全くの無味で無害と知ってからはV.C.は全く気にしないどころか存在にすら気付かなかったりする。


さて、鍋とくれば大抵の人が入れたがるのが、
春雨である。


だが、V.C.はここでも思う。
なんだコレ。

もちろんV.C.も春雨は好きだし、豆から作られることぐらいは知っているのだが、
地に埋まっている緑豆と目の前のちゅるちゅるはどうにも繋がらない。

そもそも、春雨と白滝とマロニーとビーフンの違いを指摘できる人間が、果たして日本に何人いるだろうか。


しかしそう思えば、普段から馴染みの深い豆腐だって大豆から作られるものだが、大豆をどういじくったらこんな白い塊になるのかなんて想像もつかない。

そのような話をすれば、友は言う。


「ググレカス。」



正論である。
だがしかし夢がない。

悔しいので、一切の予備知識なしに豆腐を作ってやろうと思った。
とりあえず大豆はそのままではゴロゴロしているので鍋に張った湯の中に放り込むことになるだろう。
そして柔らかくなったところを見計らって完膚無きまでに潰したあと、
とりあえず絹にでも包んで絞ってみる。

この時出てきた絞り汁は恐らく白く濁っているであろうから、これを仮に豆乳と呼ぶ。

豆腐と云う名は呼んで字の如く、豆を醗酵させたものであるはずだから、

とりあえずこの豆乳(仮)と布に包まれた得体のしれない塊を、日のよく当たる暖かい場所に放置する。


するとどうだろう。



栄養、温度、水分と3拍子揃った鍋は生物の温床と化し、
数週間もすればそこから様々な生物が巣立っていくはずである。



世の中はまだまだ謎でいっぱいだ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

V.C.

Author:V.C.
ようこそいらっしゃいました。
こちらは同人音楽サークル「大だるみ」、
およびサークル「ろばた工房」
管理者V.C.のブログでございます。
◆大だるみのHP→http://www7b.biglobe.ne.jp/~o_darumi/
◆ろばた工房のHP→http://robatakoubou.web.fc2.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。